小学部授業の様子。
今日は国語の授業について詳しくお伝えします。
小学部の授業開始は、
いつものようにGood & New。
そして国語の生徒は、先生の指示のもと
それぞれの課題図書と向き合います。
ただ読むだけではありません。
本の内容が録音された朗読を聞きながら、
文字を指と目で追っていきます。
最初はゆっくり、内容をイメージしながら。
慣れてきたらパソコンの再生スピードを徐々に
上げていきます。
2倍速、3倍速とスピードを上げることによって、
文字を追う速度、脳の中で文字とイメージを処理する速度も
上がっていきます。
それはもう、脳が鍛えあげられている感覚です。
始めは集中力がもたない子も、
徐々に集中できるようになります。
本を読むこと、それは自分以外の他人の
いろいろな考え方や見方を学び、心豊かな感性や表現力を育み、
日本語のおもしろさや奥深さを学べます。
読んで終わりではありません。
インプットの後にアウトプットの訓練。
読書後は感想文を書きます。
書いた内容を先生に確認、場合によっては
本人の口から説明してもらいます。
感想文を書く、先生に説明する。
こうしたアウトプットと言う目標があることによって
インプットの意識も変わります。
それを1年、2年、3年・・・・、
確かな日本語力がついてきます。